ドローン業界への転職
今まで経験した業界の中から、ドローン業界の中で働いた経験をお伝えしたいと思います。
昨今市民権を得てきた「ドローン」
物資の運送や災害時の調査にまで実際に運用されるようになってきたドローン。この記事に辿り着いた方で、実際のドローン業界はどんな感じなの?と気になっている方も多いんじゃないでしょうか。
ここではドローン業界の現状と向いている方をお伝え出来ればと思います。
・ドローン業界の現状
昨今様々なニュースや新聞でドローンの実用化が日々報道されています。確実に日進月歩で技術、そして世間への認知度は向上してきています。
成長産業であることは確実でしょう。
一方業界で働いていた実感としては、まだまだ業界自体が創世期の状態です。やりたいことはあるけれども、マンパワーが足りないという状態です。またそれに伴い、ドローンの知識自体を把握している絶対的な人数も確実に足りていません。
ですので、今から業界に入って知識を付けていくことにより、業界内で重宝される存在になることも充分可能でしょう。そこで実際に働いている中で、こういう方が業界に向いているであろうという内容をピックアップしていきたいと思います。
ドローン業界に向いている方は
「ベンチャー気質の方」
現段階でのドローン業界で働く上で必要な要素は、確実にこれだと思います。
業界自体が創世期ということもあり、関係業界の統一感や連携もまだ定まっていないこと。そして何より、国土交通省をはじめとする法令もまだ定まっていない箇所が多々あります。
上記の状態なので、もしあなたが革新的な仕組みを作り、広めることが出来れば国の動きすら変えることが出来るかもしれない、そんな創世期な状態な業界です。
可能性は無限に広がっています。
その反面としては、スピード感も重要な業界です。企業により異なってくるとは思いますが、各社とも突発的な勤務時間の増加(イベント対応や各現場への撮影業務等)は発生してくることでしょう。
ただ確実にそれらの事柄は、あなたの経験値を上げてくれることでしょう。そのような経験を能動的に受け入れることが出来るようであれば、あなたはきっとドローン業界に向いているでしょう。
ドローンの可能性を信じている方
”好きこそ物の上手なれ” ではないですが、やはり興味のあることは飲み込みが早いように思います。
ドローンの現状を見たり聞いたりする中で、
私ならこういう風にドローンを有効活用したい!
あの場面でドローンを使えば大幅な業務効率の改善になるんでは!?
と想像出来る人には、業界で活躍出来る素養があると言えるでしょう。
機械が好きな方
これはプラスアルファではありますが、よくドローン業界で働いている際にお客様からドローンに関する質問をいただいていました。
ただ現状として、完全にドローンのことを把握している方はそこまで多くはありません。それはドローン会社の中で、でもです。
なので時によっては、自分でドローンを触りながら、試して検証し回答することもありました。
"DJI"という国内のドローンシェアの大きなメーカーの扱いが大きかったのですが、基本的には丁寧にカスタマーサポートしてくれたり、Youtubeで機体の扱い方の説明なども動画でアップしてくれたりしています。そういう情報を自分で取りに行って、自分で試してみることが好きな方は自ずとドローンの知識を身につけ、スキルアップしていっていたように思います。
今ではドローンに特化したエージェントのようなところもあるようですので、一度使ってみてはいかがでしょうか。
まだまだ色々整っていない部分もありますが、可能性は大きい業界です。あなたがドローン業界の未来を切り開いていきましょう!