上長への退職願提出 -なぜ手渡しが必要なの?-
退職前の最も緊張する項目の一つではないでしょうか。
上長への退職願提出
メールのやり取り、そしてLINEでのやり取りも会社で当たり前になりつつある現代の仕事事情がありますが、この項目は直接・口頭で行いましょう。
退職届を直接行うことは、ストレス少なく退職するためには必要な要素になります。
その理由としては、下記のことがあります。
退職日、退職理由の認識違いを防ぐ
会社側も採用経費をかけてあなたを採用しています。退職されるにもそれなりの理由が欲しいでしょう。
そして、辞めたい側の重要事項として退職日があります。
特に会社から必要と感じられている場合は、なんだかんだ言い訳を重ねられながら、ズルズルと退職日を引き伸ばされる可能性があります。(自分も最長2カ月ほど退職日を延ばされた経験があります。)
それを防ぐ為にも、しっかり退職願提出時に希望退職日をしっかりと伝えておきましょう。
上長の不信を招き、逆に退職期間が延びてしまう可能性
ここまでひどい扱いしてきたくせに!
・・・と言いたくなることもあったでしょう。
ただここで退職という、会社の中で重要なイベントであるものを礼儀を欠いて失礼な態度をとられた、と人事権を握っている上長に受け取られていると、退職までの残りの期間が非常にストレスのかかる日々になってしまう可能性が高いです。
緊張し、なるべくなら避けたいイベントだとは思いますが、ここは我慢してしっかりと伝えましょう。
引き継ぎがやりにくくなる可能性
上記の上長への連絡に関する項目にも関連しますが、悪い噂というものは簡単に出回ってしまうのが、世の常というものです。
特にこれからも付き合いが続いていく引き継ぎを行う相手の社員の立場から考えると
これからも付き合う上長 > もう辞めていく自分
の構図は必然的に考えられます。
その上長が自分の態度により不機嫌となれば、その引き継ぎを行う社員の方の態度もそれまでより硬化していくことは、目に見えているでしょう。なので、なるべくこの構図の状態を軽減するためにも、イベントはきちんと乗り越えておきましょう。
急に会社に来ない、、も出来るけど、そのあと退社手続きは発生します
正直これは推奨しません。
急に会社をドロンしちゃうことは。
もうどうしようもなく辞めたいと思うこともあるでしょう。
逃げたくなることもあるでしょう。
ただ、その後既に加入した社会保険の手続きや、失業保険を受給するためには会社から発行される離職票も必須となります。すなわち、必ず会社とやり取りしないと次に進むことは必要となってきます。
そのために挨拶はどこかで必要となります。
何らかの理由をつけて、最終日だけ出社する、でもいいと思います。そこは次に自分が歩みを進めるために、我慢して行いましょう。