
トレードひとことコメント
今日はAI半導体関連をメインに、製造業も強い展開となっていた。
米国株が前日下げたパーセンテージから見ると、日本株は終日強い1日となった。一方アンソロピック問題でのSaaS関連の下落を引き続き止まっておらず、加えて週末のアンソロピックの発表によりセキュリティー関連銘柄にも下げが波及することとなった。
まもなく米国で急落しているセールスフォースの決算も控えるが、ここまで株価が急落しているセールスフォースが実際にはどれくらい稼いでいるのか、と言うことは注目点になってくる。そして一大イベントのNVIDIAの決算も控えているので、動向には注視していきたいと思います。
今日の市況
- 日経平均:57,321.09(+495.39 / +0.87%)+押し目買いと半導体関連の物色が指数を押し上げた
- TOPIX:3,815.98(+7.50 / +0.20%)+上昇は小幅で、業種間の強弱が目立った
- ドル円:155円前半+円安方向で推移し、輸出関連の支え要因になりやすい地合いだった
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 57,321.09 | +0.87% | +495.39 |
| TOPIX | 3,815.98 | +0.20% | +7.50 |
| 東証グロース250 | 728.94 | -2.27% | -16.95 |
売買高は東証プライム概算で26億4475万株、売買代金は8兆5807億円。
東証プライムの騰落銘柄数は、値上がり1046・値下がり505(概算)で、上昇銘柄が優勢だった。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)半導体・AI関連の物色
週内の重要イベントを見据え、半導体やAIインフラ関連の一角に資金が向かいやすかった。
指数寄与度の大きい銘柄が買われ、日経平均の押し上げ要因になった。
2)前週末下落後の押し目買い
直近の下落局面を受けて、値ごろ感を意識した買い戻しが入りやすい状況だった。
一方で、上値追いは限定的となりやすく、TOPIXの上昇は小幅にとどまった。
3)新興市場の相対的な弱さ
東証グロース250は下落し、リスク許容度が主力株に偏った可能性がある。
金利や外部環境の不確実性が意識される局面では、新興株に資金が向かいにくい面がある。
為替・金利(外部環境)
ドル円
東京時間のドル円は155円前半で推移し、円安方向の地合いが続いた。
為替の動きは輸出関連の採算期待に影響しやすく、セクター物色の一因になり得る。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.10%近辺で推移し、方向感は限定的だった。
金利水準の変動はグロース株のバリュエーションに影響しやすく、市場の関心が続きやすい。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- 日東紡(3110)
- KOA(6999)
- 古河電(5801)
- フジクラ(5803)
- アドバンテスト(6857)
- 製造業全般
下落が目立った銘柄
- ベイカレント(6532)
- トレンドマイクロ(4704)
- SHIFT(3697)
- マネーフォワード(3994)
- 富士通(6702)
- SaaS関連
- セキュリティ関連
あす以降の注目点
- 日経平均とTOPIXの上昇が主力株主導で続くか(物色の裾野が広がるか)
- 為替(ドル円の水準変化)が輸出・内需の相対優位に与える影響
- 長期金利(10年国債利回り)の変動がグロース株の相対パフォーマンスに与える影響