【2026年02月27日】日本株市場の動向まとめ|方向感を探りつつ高値圏を維持

トレードひとことコメント
今日の全体相場は寄り底で後場にかけて右肩上がりで、TOPIX強めの日経平均も最後の方にプラ転する1日となった。
昨晩のアメリカではエヌビディアが決算の内容により大きめの下落だったことから、半導体関連が弱めだったがここらへんも後場途中から徐々に戻してきていた。本日来るかなと少し入っていたアンモニア関連は弱火程度の盛り上がりだったが、徐々に界隈の銘柄が上がってきてた。SaaS関連はNECが強めの戻しがきていた。
出来高ランキング上位銘柄が日中マイナスだったものの、全銘柄の8割以上が上がっているというような循環物色が効いている相場にもなってきている。またイラクの有事関連が週末リスクとして燻っていることから、この軍事関連、石油原料関連も徐々に切り上げている感じがした。
また直近落ちていたソニーや任天堂などが、売り出しや自己株取得・焼却などの動きも見せてきているので、ここら辺の方向性についても来週以降については焦点となってきそうである。
来週から3月相場に入るので、権利取りの動きなどにも注目しながら高値警戒感も持ちながら相場に向き合っていきたいと思います。
今日の市況
2026年2月27日の東京株式市場は、日経平均が小幅に4日続伸し、終値ベースで最高値を更新した。
前日の米ハイテク株安を受けて朝方は半導体関連を中心に売りが先行したが、後場は押し目買いが入り底堅く推移した。
TOPIXは上昇幅が相対的に大きく、業種・銘柄の裾野が広がる展開となった。
- 日経平均:58,850.27(+96.88 / +0.16%) 朝方の下押し後に持ち直し、小幅高で着地
- TOPIX:3,938.68(+58.34 / +1.50%) 幅広い業種が上昇し指数を押し上げ
- ドル円:1ドル=155円台後半 米金利低下を背景に方向感は限定的
指数・売買代金
| 指数 | 終値 | 前日比 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 58,850.27 | +0.16% | +96.88 |
| TOPIX | 3,938.68 | +1.50% | +58.34 |
| 東証グロース250 | 777.70 | +3.83% | +28.67 |
東証プライムの売買高は約31億818万株、売買代金は約9兆9,030億円。
騰落銘柄数は値上がり1,443、値下がり120、変わらず33で、値上がりが優勢だった。
今日の上昇要因 or 下落要因
1)米ハイテク株安を受けた売り先行
前日の米国市場でハイテク株が軟調だった流れを受け、朝方は半導体関連に売りが先行した。
ただし売り一巡後は下値を拾う動きも入り、指数は持ち直した。
2)出遅れ銘柄への資金シフト
半導体関連が弱含む一方、資源株や商社株など出遅れ感のある銘柄に資金が向かった。
業種の裾野が広がったことでTOPIXが相対的に強含んだ。
3)長期金利の低下
長期金利が低下し、バリュエーション面での安心感が意識された。
金利低下は一部グロース株の支援材料となった。
為替・金利(外部環境)
ドル円
為替は155円台後半で推移。急激な円高進行は見られず、外需株への下押し圧力は限定的だった。
長期金利(10年国債)
新発10年国債利回りは2.11%前後へ低下。金利動向は銀行株や不動産株などセクター選別に影響しやすい局面が続いている。
個別株トピック
堅調だった銘柄
- 出光興産(5019)
- ENEOSホールディングス(5020)
- INPEX(1605)
- 任天堂(7974)
- 三菱商事(8058)
- 野村ホールディングス(8604)
下落が目立った銘柄
- HOYA(7741)
- 東京精密(7729)
- 楽天銀行(5838)
- アドバンテスト(6857)
- ディスコ(6146)
- 弁護士ドットコム(6027)
- ローツェ(6323)
あす以降の注目点
- 最高値圏での需給バランスの変化
- 為替(155円台)の方向性と外需株の反応
- 長期金利の動向とセクター物色の変化