小ネタ集 転職

転職活動で予想外にお金がかかることとは?


よし、転職活動だ!・・あれ、お金大丈夫かな?

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前職で紆余曲折ある中転職活動に励むことが出来る皆さま。とりあえず現状よりも良い未来を目指して動かれようとしており、これから不安もありつつ楽しい未来を描こうとされていることでしょう。しっかり悔いなく次の道に進めるよう頑張っていきましょう!

・・・で、こんな時に水を差すようで申し訳ないのですが、ひとつ質問させていただきます。

 

転職活動の費用は大丈夫ですか?

 

リクナビネクスト調べによると、転職活動でかかった費用の平均は約55万円になるそうです。この金額を多いと思うか妥当な金額と思うかは人それぞれだと思いますが、私個人的には結構かかるな~という印象でした。詳しい詳細は下記になります。

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上記は平均値なので、私だったらこの項目は減らせるから大丈夫、と思われた方もいらっしゃるでしょう。確かに私もこれよりか費用が掛からず転職活動は出来ました。だから安心・・・

 

するのはちょっと早いです!(笑)

確かにこの金額よりも減らすことは出来る部分もあるのですが、逆に思いのほか掛かってしまって転職活動の資金繰りを苦しんでしまったことがありました。その経験からここでは転職活動の落とし穴、思いのほか掛かる転職活動費用についてお伝えできればと思います。特に初めて転職活動をされる方は、頭の片隅に入れていてもらえれば、少し転職活動の不安も解消されることでしょう。

 

交通費

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おそらく転職活動で思いのほか掛かる費用のナンバーワンはこれだと思います。

 

交通費

 

会社に勤めている時はほとんどの方が会社から定期代などの交通費が支給されており、自腹で交通費を支払うのは土日のオフの日くらいという方も多いことでしょう。その為あまり交通費にお金を掛けているという意識を持っている方は少ないのではないでしょうか。

しかし転職活動では最も費用が掛かってくるのがこの交通費です。

ではどのくらい費用が掛かってくるのでしょうか。

平均的なケースとして、"片道300円で面接は3次面接まである"として計算してみましょう。

1社内定までに掛かる交通費=片道300円×往復(×2)×3回=1,800円

これを1社目で決まれば特に大きな出費だとは感じませんが、2社目、3社目・・・となっていくと結構それなりの額になってきます。交通費や面接回数がこれより少ないと考えても、これが積もってきたら結構な額にもなることは想像できるでしょう。

そしてこの交通費にはが仕組まれているのです。

それは転職期間が延びれば延びるほど交通費が増えてくること。正直誰もが短く転職活動を終えたいと思っていると思います。しかしその思いに反して、受けても受けても内定が決まらず、日に日に交通費が自分の負担になってくること。

またこれは自分のケースではあるのですが、Suicaには昔からのクセであまり大きな額をチャージすることをしませんでした。最高でも2,000円くらいでした。そのクセのおかげで、連続して面接に落ち続けて転職期間が延びてしまった時、また次の面接に行く度にSuicaのチャージをしなければならないのです。この時心の中で"またチャージしなきゃいけないのか・・orz"とへこんでいたことを結構今でも鮮明に覚えています(笑)

面接に落ちる

交通費が増える

徐々に精神・金銭的に追い詰められる

精神的余裕が無くなり面接も受かりにくくなる

 

というような負のスパイラルに陥ってしまいそうになることもあります。というか一回なりました(笑)

なので皆さまにもこのようになってしまう可能性があることを、頭の片隅に置いといてもらえば、いざそうなってしまいそうな時も心の準備が出来て負のスパイラルに陥らなくて済む、かもしれません。

まあこれを反面教師にしてもらえば、1回の面接の重要性というのも増し、より転職期間も短く済むようになってもらいたいという思いでお伝えしてみました。備えあれば患いなしです。

 

生活費

「今あなたの1か月の生活費はいくらですか?」

という質問をされた時に答えられる人はどれくらいいますでしょうか?

 

こんな質問をしていてなんですが、正直自分もある程度の金額しか分かってないと思います(笑)

ただ下記の金額はおおよそ把握しています。

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 食費
  • 毎月引き落とされる固定費(通信費・サービス利用料etc)

こんな感じでしょうか。

ただこの金額さえ覚えていれば、ある程度の生活費は把握できます

それ以外の変動費は、我慢すれば何とか節約出来るものなので、一度良い機会なので見直してみましょう。

 

で、この4項目でいいのですとは伝えたものの、その金額を改めて数値として出してみると、結構毎月掛かってくるなーと最初の転職活動の時は感じました。なのでまずは自分が月々に最低いくらの支出が発生するのかという最低ラインの金額は自分の頭に入れて転職活動を始めておきましょう。ここをどんぶり勘定にしてしまうと、もし転職活動が長引いたときに結構苦しむことになってしまいます。もしなかなか転職先が決まらなかった時、働きながら転職活動をしなければという判断も、後手に回ってしまうと食いっぱぐれる!?なんて事態にもなりかねませんので。

 

食費

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ここの項目は人によりけりだと思います。私の場合は就業中よりも確実に家にいる時間は多くなるので、その分自炊します。それにより大幅に食費を減らすことが出来ました。元から就業中も空いている時は自炊していたので、その頻度を増やすことにより自然と食費は減っていったのだと思います。

しかし普段から料理は一切しない方にとっては、結構食費は重しになってしまうかもしれませんね。改めて毎日外食となってしまうと、それなりに負担が掛かってしまうことに気付くことが出来るかもしれませんね。

そして就職活動中にひとつ注意しておいてほしいのが、転職活動がうまく進まないことから来るストレスによる暴飲暴食です。

度重なる不採用通知が重なり、日によってはかなり落ち込んでしまう日々が続いてしまうことがあります。人によってストレスのはけ口は違うと思いますが、これまでストレスのはけ口を"食べること"としていた方には是非注意しておいてほしい項目になります。

食費は一番節約出来る転職活動の費用の項目であります。ただ一歩間違えればかなり費用がかさんでしまう項目にもなり得ます。ですので自分自身のコントロールをしっかりできれば大丈夫でしょう。

 

履歴書・写真など

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これもあながち侮ることが出来ない項目になります。

個人的には履歴書や履歴書写真は全てデータのやり取りとしてくれれば、無駄な費用は発生しないし特に誰にも支障が出るようには思えないので、そっちの方向性に転職活動の時は持っていって欲しいと思っています。

ただ、現実はそういう風にはなっていません。しっかり紙の履歴書や写真を求められることでしょう。

 

履歴書は200円程度(4枚入)くらいでしょうか。

履歴書用写真は800円(6~8枚)といった感じでしょうか。

 

1社に掛かるこれらの費用は200円前後といったくらいになります。基本的に今はWebを利用しての会社への応募がほとんどだと思います。そして最初の選考を通過した場合には履歴書を求められることになるでしょう。会社によっては自筆の履歴書を求めてくる場合もあります。書いた文字によって人柄を判断するようなところもあるそうですしね。

実際に郵送で送った履歴書を見た後に不採用通知が来ることもあり、個人的にはWebの履歴書と大して変わらない内容であるにも関わらず何故この段階で面接もせずに落とすのか理解が難しいのですが、現実として郵送の履歴書の時点で不採用となることも往々にしてあります。

このことを考慮すると面接まで進む回数よりも多くの枚数の履歴書が必要となってきます。これが積み重なるとまあまあな金銭的負担にもなってきます。特に履歴書用写真は回数を重ねるごとにそれなりの金額が必要になってきます。そしてその度に身なりを整えなければなりません(これが結構精神的負担な気も)。

もしこれらを節約するためには、返却されたもので綺麗なものは再利用するなどの方法もあるかもしれません。ただ、志望動機などは企業によって変えた方が良いので返って不採用が増えて疲労が重なってしまうこともありますのでオススメはしません。しっかり1社入魂の精神で履歴書作成は行っていきましょう。

 

服飾代

今までスーツで働いていた、という方は特に服飾代は問題なく進めることができるでしょう。割と人事の人は足元を見ている、なんていうこともおっしゃりますので、このタイミングで新しい靴を新調することも良いかもしれませんね。

一方これまでスーツを着る仕事をしていなかった方は結構大変になることがあるかもしれません。今までクリエイティブ職でこれからも同じ職種しか受けないという方はそれほど気にしなくてもいいかもしれません・・・しかし!もし大企業のクリエイティブ職に就きたいとなった場合は、必要になってくる場合があるかもしれません。

最初の実務者レベルの方々との面接はクリエイティブ職に理解があられると思うのでそれほど服装は問題にならないことでしょう。しかし大企業となると、最終面接は普段現場には居ないようなお偉いお方が対応することになるでしょう。その場合はスーツなどのそれなりの服装を求められることがあるかもしれません。折角最終面接まで進んでいったのに服装面で落ちてしまうことは非常にもったいないことです。しかし現実として面接という重要な場ではスーツで、といった考えが一部の方々には残っているのもこれまた事実です。自分の実力が外見の第一印象で出せない、ということは非常にもったいないことです。

そうなった場合、靴スーツ類一式をそろえるとなると数万円の出費はで出てしまうことでしょう。

転職活動の中の数万円は結構大きな額になってきますので、もしそれまでにスーツなどお堅めな転職活動に必要な服装が手元に無いといった場合は、服飾代の数万円も事前の転職活動に必要な費用として事前に計算に入れておきましょう。

 

 

まとめ

ココがポイント

思ったよりも転職活動が長引くと色んな費用が負担となってくる。金銭的にも精神的にも。

 

転職活動は新しく働く環境を見つけるという素晴らしく規模言うに満ち溢れた活動です。しかしいざ転職活動を終えると、一定以上の期間を要した転職活動経験者は共通して思うものです。

「転職活動疲れた」と。

金銭的には離職後に転職活動を始めた方なら、会社からの収入が途切れた状態で転職活動費用に普段の生活費も引かれていくので自然と疲れも出てくるでしょう。そして数社程度で採用が決まり転職活動が終了すればそれほどでもないですが、何社も最終面接で落ちた・・なんてことが続いた日には精神的に疲れてしまいます。そして少し自分に自信を無くしてしまうなんてこともあります。精神的にも疲れてきます。

もしこれを見ているあなたが、転職を初めてしようとしている方であるのならば、一度自分の今の状況や金銭的な余裕は見直してみましょう。そしてもしなかなか転職先が決まらなかったら、という最悪のケースも想定はしておきましょう。この想定をしておけばもしもピンチに陥ったときもそれなりに落ち着いて判断が出来るはずです。事前の準備はあなたを助けてくれるでしょう。

あ、あと最後に一つ付け加えておくべきことがありました。

 

転職は慎重に。

 

 

 

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