みなさまお疲れさまです!
さて転職活動を行う時に、あなたはどのような方法で企業のことを調べますでしょうか?
一番信頼できるのは直接働いている人から聞く内容でしょうか。
確かに本当に働いている人の話であれば信憑性はかなり高くなります。
・・・ただその反面、その企業で働いている=それなりにその企業に染まっているという可能性もあります。
その人からの情報では、若干企業の中身がデフォルメされていたり、もしあなたに入ってほしいとなった場合は企業をよく見せようという意図も働いてしまうかもしれません。
と言いたくなりますよね 笑
転職活動の企業情報収集で必要な情報の要素は
●正確な情報
●客観性
このような要素になってきます。
この2つの要素が当てはまっているのが、私もよく使わせてもらっている転職口コミサイトになります。
その転職口コミサイトを使用して、色々企業の中身を知ることが出来るのですが、今回はその口コミからその企業がホワイト企業なのか、それともブラック企業なのかを見極められるキーワードを拾っていきたいと思います。
このサイトのおかげでブラック企業を避けられた経験もあるので、今回はみなさんがブラック企業に入らないように、転職口コミサイトの味方・見分け方についてご紹介していきたいと思います。
退職理由から分かるホワイト・ブラック企業
今回は転職口コミサイトの転職会議を使って、どのような退職理由が良いのか。一方避けておいた方が良い退職理由は何なのかというところをご紹介していきたいと思います。
このように各口コミが見れるようになるのは、ログインして無料登録をすればすべての口コミが見れるようになりますので、まだ無料登録していない方は転職会議のサイトから登録だけ先に済ませておきましょう
それでは実際に口コミサイトにどういう退職理由が書いてれば比較的ホワイト企業なのか。またその反対にこの口コミはブラック企業に近いかも、と思われるのかというところを実例を交えながらお伝えしていきたいと思います。
ホワイトな口コミ
まずはホワイト企業によく見られる口コミの傾向やキーワードに関してご紹介していきたいと思います。
どうせ入るならホワイト企業に入りたいですよね?←笑
とは言いつつ、そんな企業を外側から判断するのはなかなか難しい部分があります。
そこで今回はホワイト企業と思われる企業に共通する口コミをご紹介していきたいと思います。
ホワイト企業という意味はその人にとって価値観が違ってくるので、今回はこのような基準でホワイト企業を定義したいと思います
今回のホワイト企業の判断基準
●給料も妥当な額が支払われている
●職場との人間関係も比較的以上良好
それではホワイト企業でみられる退職理由の口コミ傾向についてご紹介していきたいと思います。
前向きな転職理由
退職理由というと会社を辞めるということですから、基本的にはネガティブな文言になってしまいます。
そんな退職理由の欄に、前向きな理由が載っていればそれはホワイト企業である確率が高くなることでしょう。
このように次の転職先に向かう際にも後押ししてくれるような口コミを書くことが出来る企業であれば、新しくその企業に入る人に対しても誠実な対応をしてくれる期待値が高いと言っていい企業でしょう。
良い仲間に恵まれた
また上記の口コミにあったように、あなた自身を時には支えてくれる。そして共に高めていけたり良い距離感を感じられるコメントが退職理由に書かれている企業もまたホワイト企業な一面を持っているでしょう。
一度でも会社や学校などの組織に属している方ならわかると思いますが、基本的に大きな問題やストレスになる割合が多い原因は"人間関係"です。
その人間関係を退職理由の中にポジティブな書き方で感謝を伝えるような文言が書かれている企業もホワイト企業な一面を持っていると思っていいでしょう。
気になること、特にありません
まあ、書くことが無くて特にありませんと書いた場合もありますが(笑)
退職というネガティブなイメージが多いイベントの中で、良い点をしっかり書いている中で気になる点が特にありませんと書いていると、その企業の良さが分かりますね。
また自分が退職した時にも気になる点は特にありません、と書けるような企業に入りたいものですね。
客観的なコメント
企業に対して好意的なコメントはもちろん良い評価なのですが、退職理由なのでネガティブな理由が出てくるのは仕方がないことです。
ただ、悪いコメントだからといってそれが即ブラック企業だと判断するのはまだ早いです!
冷静に客観的な目線で、その企業の改善すべき点を伝えている方のコメントは、企業に多少なりともの愛情があった証拠でもあります。
このような方のコメントは、企業に対しても退職後も一定程度の感謝の気持ちがあると思われます。
そのような企業は口コミを書いた人にとってはその部分において合わなかったかもしれませんが、その部分があなたが許容できるような内容で、それ以外の部分が企業に対して愛情を感じるようなコメントであった場合は、その企業はあなたに合う可能性があります。
しっかりそのコメントの良し悪しも、細部まで見ることで判断も変わってみるのでよく文章を読んでみることもオススメします。
真摯な改善点の提示
また上記のように真摯な改善点の提示をしてあげることも、会社への愛情があった証になります。
その人が在籍時に直接主張したかどうかはわかりませんが、退職後もその企業のことを想って改善点を指摘してくれることは、本来はしなくてもいい部分でもある中でその会社を想ってのことであります。
ただの愚痴である場合は別ですが、その企業のより大きな成長に繋がるような指摘をしてくれている場合は、その企業自体も正しい方向転換や軌道修正が行われれば良い企業である可能性があるので、候補として入れておいていい口コミ内容だと思います。
ブラックな口コミ
次にブラック企業に見られる退職理由の口コミ傾向についてもご紹介していこうと思います。
こちら側の企業の口コミは、ホワイト企業の口コミ以上にバラエティ豊かなので定めにくいところではありますが、今回のブラック企業の定義はこのような企業の口コミをピックアップしていきました
ブラック企業の定義
●労働時間などの環境が劣悪
●モラル的に破綻しているような部分がある
●社員を大事にしている要素が皆無
それではブラック企業の退職理由に見られる口コミの傾向を見ていきましょう。
組織全体の風土が悪い
まずは会社全体の雰囲気や文化が悪い、というのは結構な重症具合の口コミだと思います。
というのも、組織全体のカルチャーがあなたが見て全く無理だ、と感じるようならその組織に入ることは強くお勧めしません。
その理由として、組織全体がそうなっている場合あなたが入ったとしてもその環境が変わることはほとんど難しいということです。
会社の社員の人がほとんどその文化に染まってしまっている。
そしておそらくトップの人の考えがその根底にある。
これらの要素が重なってしまっていると、その企業風土はあなたの変えることが出来る範疇を超えてしまっています。
変えられないことはスルーしましょう
変えられることにあなたの力を注力していきましょう!
社員の回転率が以上に高い
"回転率"と言っても特に良い意味はありません(笑)
「離職率」が高いという部分です。
特にそれらを感じられる文面としては
●引継ぎがうまく行われない
●中途入社の人が月に何人も入ってきてすぐ辞めていく
●人が足りなくて一人当たりの業務量がすごい
このような文面が見当たる場合は要注意なので、そこらへんも見ておいてもらえればと思います。
もし入社される際にも、それなりの負荷が掛かってしまうことも頭の片隅には入れておいたほうがいい内容でしょう。
過酷な労働時間
労働時間の部分も、ブラックを象徴するような内容となってきますね。
特に36協定なんて全く無視して業務が行われているようなケース。
残業代も払われず、社員が半強制的にサービス残業になっているようなものなど、看過できないような労働時間が見受けられるようなら、その企業は敬遠すべき企業の候補となってくるでしょう。
言ったことが守られない
また個人的にはこのケースも大いに敬遠したいブラック企業の部類に入ります。
特に入社時の雇用契約書と違う内容の業務がさせられている。
または雇用契約書自体が作成されていない、といったような考えられないケースもあったりしており、口コミの時点でそのようなことを書いていただいてる人には感謝してほしいと思います。
言ったことや当たり前の約束が守られない企業は、必ずそれ以外の点でもモラルから逸脱したような行為が行われているケースがほとんどです。
その口コミ以上にその先の企業が見えるキーワードでもあるので、約束が守られないような企業は要注意の企業として覚えておきましょう。
将来の希望が感じられない
これも結構見る退職理由になりますね。
その人が企業に何を求めるか、ということによっても変わってくる部分でもあるのですが、基本的には長くこれからお世話になる企業です。
その企業から将来性が感じられない…となって来た場合には、もしあなたが入社した際にもモチベーションの保ち方に苦労する可能性があります。
この口コミ以外の部分も総合してみていく必要はありますが、その企業の将来性という部分も企業の判断材料としてみておきたい部分ではありますね。
【番外編】社内サクラには注意
最後に、これは少し見極めが注意なのですがあまり有名ではない企業などで、マーケティングの一環として転職口コミサイトに実際に現在働いている人やそうじゃないサクラのような人が企業の良いコメントばかり残している企業があります。
これも注意してください!
こうして転職口コミサイトが影響力が出てきたことを実感してきた企業は、そこら辺の口コミもブランディングしてきている可能性があります。
見極めの基準としては、ここらへんを注意していただければと思います
社員サクラの注意点
●口コミが20件以下程度で、それが全て良いコメント
●全員が企業カルチャーを肯定し過ぎている
このような要素を感じたときは、少しその企業の口コミサイト全体を疑ってみていいかもしれません。
そのような場合は、その他のサイトであったり、企業名で検索したときに複合キーワードで一緒に出てくるワードなどを見て、どのような企業かを別視点で見直すことも有効な手段となってくることでしょう。
まとめ
このように色々なワードでのケースをお伝えしてきましたが、最後にお伝えしたいことはこれです
ということです。
口コミの信憑性は高いものがありますが、その企業に就職するのはあなた自身です。
高給でもハードな仕事は無理な人もいれば、ハードでも給料さえ高ければ問題ない!という方もいることでしょう。
その時に判断するあなた自身の軸がしっかりしていれば、その口コミに対するツールとしての精度はかなり上がります。
そんな有効なツールとして転職口コミサイトを使用してもらえればと思います。
みなさんの転職がより有意義なものになるよう、祈っております!
それでは本日もご覧いただきありがとうございました。