ドローン業界を志望されている方へ
ドローン業界で働いた経験から、ドローン業界を目指されるにあたって
各職種の需給や状況をお伝えしますので、参考にしていただければと思います。
ドローンパイロット
ドローン業界を目指すにあたっては、この職種を目指している方も多いのではないでしょうか。
現状見ている範囲で感じたことは、
ドローンパイロットは個人事業主に近い
という印象でした。
もちろん企業でドローンパイロットの採用は行っているし、スクールのインストラクターなどとしても採用を行っているところもあります。そういうところで勤めあげていくことも可能ではあります。
ただ、一つ図抜けているドローンパイロットの方は何らかの技術や個性を持っており、企業に働いていても、その方へのご指名で仕事が入ってくることもあります。
そこまで名声やコネクションがある方が、今後も継続して活躍出来るのでは、とパイロットの方と仕事をしながら感じました。
もしドローンパイロットを目指される方は、技術の向上に加え、外部への発信も意識しながら関係を構築していければ、その道で良い方向に進んで行けるものと思います。
と、お堅いことを書きましたが、
まずはドローンを触り、ドローンを楽しむことが一番の近道です。
家で遊ぶことが出来る数千円~3万円程度の手軽に買えるトイドローンでも充分練習になるので、まずはあなたの手に取ってドローンに慣れておきましょう。
事業運営、企画職
ドローン業界のこのポジションはWeb業界に似ています。
スピード感は非常に重視している部分が多いと感じながら仕事をしていました。
勤められる企業によって扱うドローンは異なると思いますが、国内流通割合で大手にあたるDJI社の製品を扱われる場合は、それなりの頻度で新製品や生産終了などが発生します。ですので、それらのスピード感に対応していくこと。
そして業界自体が未成熟の為、各社がベンチャー気質であること。
これもスピード感が求められる一つの要素かもしれません。
一方、業界自体が未成熟なことは、逆をとればあなたの可能性が成熟市場よりも広がることを意味しています。これまで経験されてきた経験を活かし、新たなドローンの可能性を見つけることが出来ればあなたが第一人者になることも可能性もあるでしょう。
営業職
入社段階でドローン知識を求められる求人は、今のところほとんどないと思います。未経験歓迎の求人がほとんどでしょう。
それくらいドローンの専門的知識を持っている人の絶対数は少ないです。成り上がれるチャンスは幾分にもあるでしょう。
上記のことの裏を返せば、これから顧客にしようとしている方々はドローンの知識を持っていない人がほとんどです。そういう方々や企業に対して、どれだけドローンの必要性をイメージさせ、ドローンを導入してもらうことが出来るかが鍵となってくることでしょう。
その為に、営業を目指す方に必要な要素としては、
自分自身がドローンの必要性を理解出来ていることです。
営業を行うあなた自身に必要性を感じ理解できているのであれば、その考えから発せられた言葉で、自然に顧客の理解も進み成約に繋がっていくことでしょう。
ドローン事業の企業、経営を考えられている方へ
自分はこの立場に上がった訳ではないの、下から見てた上での見解をお伝え出来ればと思います。
必要資金
これはあなたがドローンを使ってどういう事業していきたいか、ということでピンからキリまで金額が違ってくると思います。
ちなみに参考までにですが、一つの高層マンションの家屋調査がありました。それを1件受注するだけで、ドローン購入費用はおろか、各諸経費を入れてもそれなりの金額のおつりが戻ってくるくらいの、高単価で案件を受注することが出来ている。
これが今現在のドローン事業の一例となっておりました。
ドローンは様々な可能性に溢れています。
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あなたのこれまでの経験を活かせるところがあれば活かしながら、ドローンに挑戦してみてはいかがでしょうか。