あなたに合う職場環境とは？～ワークライフバランス重視なあなたが抑えるべきポイントとは～

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さあ転職だ！でもどんな会社に入りたいんだろうか？

あなたはしっかりと今の会社で努力し、もう見切り時だという理由も定まって退職日も無事決まりました。さて、それまでに次の仕事先が決まっていて、あとは退職日を待つのみ、という方は現在の会社の引継ぎをしつつ、次の仕事への準備を始めていってもらえればと思います。その一方、退職すべき理由はしっかりしていて、会社との交渉の上退職日までしっかり決めることが出来ました、、しかしまだ次の仕事先が決まっていない。それどころか"次は何しようか?"と退職することが決まった時点でも考えている、というような人はいらっしゃらないでしょうか。

・・・まあそのうちの一人が、過去の私自身であったりするのですが(笑)

新卒で入ってすぐに辞めてしまった人。キャリアは重ねてきてそれなりに履歴書に書くことが出来る実績を持っている人。そんな一見全く立場が違うように見える人たちでも、この状況においては同じ悩みを抱えているのかもしれません。

「次の仕事先は何を基準に決めようか？」

「そもそも私は何をしていきたいのだろうか？」

自分自身が転職活動に入った時、何回かこの悩みを持っていて、その都度自問自答していた記憶があります。

そこでここではあなたがどんな基準で仕事先を決めていけばいいのか悩んでいる方に、大まかにはこういう考え方があるよという提示をしていきたいと思います。

そして、これらの条件を見た中でも尚悩んでしまう方へ。

ひとつのコツとして、建前は一旦捨ててしまいましょう。本音で私は仕事に対して何を求めているかという視点で条件を見ていってください。世間体を気にした職場選び、は一旦横に置いておいて、あなた自身が本当に何を欲しているのかを自己中心的に考えてみてください。そうするとあなたがどういう方向に向かっていきたいのかということが見えてくるようになるでしょう。

今回はワークライフバランス編です。

ワークライフバランス重視

就業時間が短め

まずはワークライフバランスという観点から見れば、残業時間を含めた就業時間が一番重要な要素になってくると思います。

まずは業界選びです。あなたが今まで働いていた同じ業界ならおおよその仕事量や就業時間が分かると思いますので、その自分の基準をもとに判断していけばよいでしょう。一方、あなたが未経験の新しい業界にチャレンジしていこうとしているときは、少し悩んでしまうところがあるでしょう。そんな時に求人情報を見ていく上で見ておくポイントをお伝えしたいと思います。それは、

「残業は（ほとんど）ありません」

「残業は多くて10h/月程度です」

などとしっかり文面に記載されているところです。この会社の残業時間情報を大方信用して良いでしょう。実感としてもしっかり求人情報の就業時間欄に残業のことをしっかり明記している会社は、実際に入社後もその通りほぼ行われていました。なぜこの情報が信用できるかというと、会社としてその部分を自社のメリットとして目立たたせ、他者との差別化を図れるポイントと思っているからこそ強く推したい就業内容であるという証明になるのです。その上、"自社でシステムが内製化されているから、残業時間が少ないのです"、などしっかりとした残業時間が少なく済む理由などを書いていれば、より信頼性の高い情報になっていくので、その点も踏まえて求人情報に目を通しておきましょう。

一方、ひとつだけ注意しておきたいことは、事業の縮小による残業時間の減少です。働き方改革などの効果で効率が上がった上で残業時間が減ったなら嬉しいことなのですが、ただ経営者側が利益の低下が止まらず残業代を減らさなければ、と理由だけで残業時間が少ないということになってしまっているのであれば少し立ち止まって再度会社を調べなおした方が良いのかもしれません。今は転職会議などで情報を会社の実情を見ることも出来るので、そういうサイトで何人もの方が”事業が縮小していて苦しい”という同じ内容を書いていたとすれば・・少しその会社の将来的な事業継続性も考えてみた方が良いのかもしれませんね。

貰う給与額とのバランス

会社はあなたの成果に対して給与を払うことになります。なのでもちろん多くの額をお支払いします、ということはそれなりの利益は上げてもらいますよ、ということになりますね。その上で、一度何らかの形で働いたことがある方であれば、相場観としてどのくらいの金額以上が高く感じるのかというのは肌感覚で分かってくると思います。その持ち合わせた感覚基準で見てみたときに、明らかにこの給与額は高いだろと感じるような求人情報はありませんか。

確かに本当に稼げる業界で、利益を上げやすい業界の経験者採用ともなるとそれなりの給与額を提示することもあるのでしょう。しかしもしあなたが、その仕事は未経験にも関わらずそれなりの金額をお支払いいたします、という条件提示をもらったならば、少しワークライフバランス重視の方は考えた方が良い場合があるでしょう。

給与額が高い、ということはあなたには大きな期待をかけて入社してもらったことになります。そこでしっかり結果を残せたのならば、あなたにはしっかりとした称賛の声が送られるでしょう。しかし、もし思うように行かず会社で結果を残せなかった日には・・、大きな批判が待っているかもしれません。そしてその上がらない売り上げを補うべく、仕事タスクを無理に増やしたり、結果残業時間の大幅増加に繋がり体調を崩してしまったりと・・・。

こうならないためにも、ある程度仕事内容に対して適切な給与額が支払われるのか、というところを頭の片隅に留めていただければと思います。

あなた自身に必要な給与額の決め方についても、下の記事で書かせてもらっているのでこれも併せてご覧いただければと思います。

倫理観はありそうか

基本的には人生性善説で行きたいものです。ただ悲しいかな、実情としては実際に働いてみたら求人内容と全く違う内容や条件で働かされる・・なんてことは皆さんも耳にしたことはあるのではないでしょうか。

正直、結論は入ってみないと分からないです（すみません 笑）ただ、ある程度怪しいなと感じる点は求人情報を見ると感じとることは出来ます。その代表的なところはこんな感じです。

●毎週のように同じ会社の求人を見かける

→離職率が高い、または誰も来てくれないというところでしょうか。

●すぐに責任者を目指すことが出来ます

→ポジションをすぐ狙う頃が出来るメリットもあるように見えますが・・社員の回転率が良いとも読むことが出来ます。

●業務内容が抽象的

→会社によっては守秘義務の場合もありますが、求人内容で具体的な業務内容を書けないという部分にブラックを伺わせる部分があります。

●転職サイトの口コミ欄が高評価コメントばっかり

→もちろん本当にその会社を良く思って書いている人もいるでしょう。しかし人の心理として良い評価はある程度の動機が無いと自ら能動的に書くことは少ないです。一方会社への嫌なことや恨みなどがある場合は結構能動的に投稿します。この原理から良いことばっかり書いてある評価は少し眉唾ものかもしれませんね。

ブラック企業の見極めについてはこの記事も一緒に参考にしてもらえればと思います。

まとめ

働き方改革が政府の方針として示されて、今後も自然の流れとして就業時間の削減はされていくことでしょう。ただ、高度成長期は「24時間働けますか?」なんてフレーズが流行っていて、その時働いている人もある程度許容して働いていたのに、2019年現在ではどんどん定時で帰る人が当たり前になりつつあります。その一方で政府が副業を推進するようになっています。この２つの関係を考えていくと、あの天下のトヨタ自動車でさえも"終身雇用の継続は難しいかも・・"と言ってしまうくらいの時代にもなってきました。ただ就業時間が減ったことを喜んでいてはもしかするとキツい時代に入っていくのかもしれません。

もし就業時間の短縮が成功して、自分の為に使うことが出来る時間を増やすことができました。・・・では、その時間をあなたはどのように利用していきますか？

この問いがこれからの日本の社会人に問われていくのかもしれませんね。

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